LGBTについて考えてみませんか
更新日:2021年4月14日
LGBTとは、性のありかたが少数派の人々のうち、「レズビアン」・「ゲイ」・「バイセクシュアル」・「トランスジェンダー」の4つの頭文字をあわせた言葉です。
そうした性のありかたが少数派の人々を広く表す総称として、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)と呼ぶこともあります。
LGBTなどの性的少数者は、特別な存在ではなく、ともにこの地域で生活しています。
誰もが、多様性を認め合える社会をつくっていきましょう。
LGBTについて
- レズビアン:女性を好きになる女性
- ゲイ:男性を好きになる男性
- バイセクシュアル:男性を好きになることも女性を好きなることもある人
- トランスジェンダー:出生時に割り当てられた性別とは異なる性別を自認する人
性を構成する要素
性は、主に4つの要素の組み合わせによって、さまざまなセクシュアリティ(性のありかた)が形づくられています。この各要素は「男性」と「女性」のように明確に分けられるものではないため、この組み合わせは無限に存在します。
- からだの性:身体的特徴から分けられる生物学的な性別のこと
- こころの性(性自認):自分自身が認識している性別のこと
- 好きになる性(性的指向):どの性別が恋愛対象になるかということ
- 性表現:言葉遣いや服装など見た目から連想される性別のこと
多様な性のありかた
LGBTのほかにも、性的指向や性自認が明確でない、または定めない(定まっていない)人(クエスチョニング)や、性自認が両性、中性、無性であるまたはさまざまな性の間で揺れている人(エックスジェンダー)、他人に恋愛感情を抱かない、また、性的欲求を持たない人(アセクシュアル)など、さまざまなセクシュアリティがあります。
アウティングに注意
アウティングとは、本人の了承を得ずに、本人が公にしていない性的指向や性自認をその他の人に伝え、広めてしまうことです。アウティングは重大な人権侵害です。絶対にしてはいけません。
また、本人がカミングアウトするかどうかや、いつ、だれに、どのようにするかは本人の意思で決めることであり、周りがカミングアウトを強要するようなことは決してあってはなりません。
町長メッセージ
私はLGBTについて、「LはLOVE(愛)、GはGoing my way(自分らしく)、BはBravo(すばらしい)、TはThanks(感謝)」と独自解釈しています。愛を持って人と接し、自分らしく生きることはすばらしい、そして感謝の心を持つことが差別のない社会をつくると考えているからです。
今後も、人権擁護の先進地として、住民一人ひとりの人権が尊重された町づくりを推進してまいりますので、町民の皆さまのご理解ご協力をお願いいたします。
大泉町長 村山 俊明
関連リンク
- 大泉町パートナーシップ制度
- LGBT啓発リーフレット「にじいろおおいずみ」(外部サイトにリンクします)
- 群馬県「性的少数者に関する啓発資料「LGBTってなに?」を作成しました」(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
企画部 多文化協働課
電話番号:0276-63-3111
窓口の場所:庁舎2階16番窓口