情報セキュリティ基本方針

今日、インターネットをはじめとする情報通信ネットワークや情報システムの利用は生活、経済、社会のあらゆる面で拡大していますが、一方で、個人情報の漏えい、不正アクセスや新たな攻撃手法による情報資産の破壊・改ざん、操作ミス等によるシステム障害等が後を絶ちません。

大泉町では、それらの障害や自然災害によるシステム障害、あるいは、疾病を起因とするシステム運用の機能不全にも備える必要があります。

多くの業務や情報が、電子自治体の構築の進展により、情報システムやネットワークに依存している中、大泉町では、町民の個人情報や行政運営上必要な情報など、重要な情報を多数取り扱っており、これらの情報資産をさまざまな脅威から防御することは町民の権利、利益を守ること、また、行政の安定的、継続的な運営のためにも必要不可欠となっています。

よって、大泉町では、情報資産に対する安全対策を推進し、町民からの信頼を確保するため、情報セキュリティ対策に積極的に取り組んで行きます。

1. 情報セキュリティ対策に取り組むための全庁的な体制を確立します。
2. 情報セキュリティ対策の基準として情報セキュリティ対策基準を策定し、その実行のための手順等を盛り込んだ実施手順を策定します。
3. 大泉町の保有する情報資産を適切に管理します。
4. 情報セキュリティ対策の重要性を認識させ、当該対策を適切に実施するために、職員等に対して必要な教育を実施します。
5. 情報セキュリティに関する事故が発生した場合またはその予兆があった場合に、速やかに対応するため、緊急時対応計画を定めます。
6. 情報セキュリティ対策の実施状況の監査および自己点検等により情報セキュリティ対策の見直しを必要に応じて実施します。
7. すべての職員等は、情報セキュリティの重要性について共通の認識を持ち、業務の遂行に当たって情報セキュリティ基本方針、情報セキュリティ対策基準および情報セキュリティ実施手順を遵守します。
8. 地域全体の情報セキュリティの基盤を強化するため、地域における広報啓発や注意喚起、官民の連携・協力等に積極的に貢献します。

平成25年5月5日

大泉町長  村山俊明