令和4年度特別の教育課程の実施状況等について
更新日:2023年8月21日
大泉町では町立小学校4校が教育課程特例校に指定されていますので、特別の教育課程の実施状況を公表します。
学校における特別の教育課程の編成の方針に関する情報
各学校のホームページの中で、特別の教育課程の方針等を公表しています。
学校における自己評価・学校関係者評価の結果公表に関する情報
各学校のホームページの中で、令和4年度の評価を公表しています。
特別の教育課程の実施状況に関する把握・検証結果
特別の教育課程編成・実施計画に基づく教育の実施状況
計画通り実施できている
実施状況に関する特記事項
町内4校全てに、ALT(英語指導助手)・JTE(日本人英語担当講師)による授業を実施している。
保護者および地域住民その他の関係者に対する情報提供の状況
実施している
情報提供の状況に関する特記事項
授業参観や学校公開などでは、外国語活動や外国語科の授業を行い、参観していただいている。
また、実際に見てもらうことで、現在の英語教育で大事にしていることを感じてもらえる。
実施の効果および課題
特別の教育課程の編成・実施により達成を目指している目標との関係
大泉町の「英語科学習活動要領」では、目標を「英語に触れる、慣れる、親しむ活動を通して、英語を積極的に使おうとする態度を養うとともに、聞くことや話すことなどのコミュニケーションの基礎的な能力を育成する。」としている。児童アンケートによると、町全体でおよそ88%の児童が、「「外国語活動」の時間に先生や友達とすすんで英語を話している」と回答をした(数値は肯定的な回答の合計割合)。このことから、ほとんどの児童が身近な出来事や場面からゲームや体を使った活動を通して、英語を積極的に使おうとする態度が養われていると考えられる。
「外国語活動」の時間は、楽しく参加していると答えた児童が95%、保護者が93%、教職員が99%であった。児童は英語に触れることを親しんでいることがうかがえるが、一方で、話したり、表現したりする活動が多く、中学校での学習を見据えたときに、「書く」ことについての力をつけさせることが課題にもなっている。
学校教育法等に示す学校教育の目標との関係
外国語(英語)の授業では、行事等の外国の文化を題材にして学習することが多い。低学年から言語や生活などの外国の文化に触れる機会を多く設定していることで、学校教育法第21条第3項にある「進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度」を養うことに、一役買っていると思われる。
課題の改善のための取組の方向性
これまで以上に英語に親しみながら、中学校での学習を見据えた能力の育成を図るために、より系統的な学習を実施する。そのためには、小中連携が必要で、それぞれの学年でどのような力をつけさせたいのかをしっかりと意識して、日々の授業に当たることが大切になってくる。「CAN-DOリスト」を意識した取組や、小中学校での教員の授業参観を取り入れたりすることで、学年ごとの目指すゴールをはっきりさせ、授業改善へとつなげていく。児童生徒にも中学3年生までに目指すゴールを感じてもらうために、小中学校の代表者による発表会を開催し、長期的な目標をもてるようにする。
このページに関する問い合わせ先
教育部 教育指導課
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