農作業中の熱中症に注意しましょう
更新日:2025年7月10日
夏は気温の上昇に伴い、農作業中に熱中症になる危険性が高くなります。熱中症は、正しい知識を身につけることで適切に予防することが可能ですので、熱中症対策を心がけましょう。
夏の農作業で心がけること
日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう
特に高齢者は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう
のどが乾いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1杯から2杯を目安に水分補給をしましょう熱中症予防グッズを活用しましょう
屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう単独作業を避けましょう
作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認しあうようにしましょう高温多湿の環境を避けましょう
- 暑さ指数計、温度計、湿度計で作業環境を確認しましょう
- 作業場所には日よけを設けるなど、できるだけ日陰で作業をするようにしましょう
- ビニールハウスの施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう
熱中症が疑われる場合の処置
暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう
代表的な症状は以下のとおりです
手足のしびれ、冷たい、めまい、吐き気、頭痛、汗をかかない、体が熱い・だるい、意識の障害、まっすぐ歩けない等
(代表的な症状以外にも暑い環境下における体調不良はすべて熱中症の可能性があります)
応急処置を行いましょう
- 涼しい環境へ避難しましょう
- 服をゆるめて風通しを良くしましょう
- 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう(脇の下、両側の首筋、足の付け根を冷やすと効果的です)
- 水分、塩分を補給しましょう
病院で手当を受けましょう
意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状がよくならない場合は、すぐに病院で手当を受けるようにしてくださいまた、農林水産省がお知らせしているパンプレットがありますので、あわせてご覧ください。
関連リンク
- 熱中症対策(農林水産省)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
住民経済部 農業振興課
電話番号:0276-63-3111
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