食費および居住費の軽減について

介護保険4施設（介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院）や短期入所（生活介護、療養介護）を利用する人の食費と居住費については、ご本人による負担が原則ですが、一定の要件を満たす人は費用の負担軽減を受けることができます。この負担軽減を受けるには、申請が必要です。

食費および居住費の軽減申請

負担軽減対象者要件

本人の属する世帯全員が住民税非課税であり、次の要件を満たす人。

• 同一世帯かどうかを問わず、配偶者が住民税非課税であること
• 本人および配偶者の預貯金などが所得額に応じて基準額以下であること
  

申請方法

必要書類を持参の上、高齢介護課へ申請してください。

受付日時

午前8時30分から午後5時15分
ただし、土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除く

必要書類

• 介護保険負担限度額認定申請書
• 同意書
  
• 本人および配偶者の資産の状況が確認できる書類

資産の状況が確認できる書類について

資産として該当するものは次のとおりです。
すべての資産について確認ができる書類を持参してください。

• 預貯金（普通・定期）
• 有価証券（株式・国債・地方債・社債など）
• 金・銀（積立購入を含む）など、購入先の口座残高によって時価評価額が容易に把握できる貴金属
• 投資信託
• タンス預金
• 負債（借入金・住宅ローンなど）

利用者負担段階の区分と負担限度額

対象者の所得などの状況（合計所得金額と課税年金収入と非課税年金収入の合計額）により、施設利用の負担段階が4段階に区分されます。
区分ごとの条件および利用形態ごとの負担限度額は、次の表のとおりです。

利用者負担段階：第1段階

生活保護の受給者または老齢福祉年金の受給者

第1段階	1日あたり	（参考）1月（30日）あたり
ユニット型個室の居住費	820円	24,600円
ユニット型個室的多床室の居住費	490円	14,700円
従来型個室の居住費	490円	14,700円
従来型個室の居住費  （介護老人福祉施設と短期入所生活介護）	320円	9,600円
多床室の居住費	0円	0円
施設サービスの食費	300円	9,000円
短期入所サービスの食費	300円	9,000円

利用者負担段階：第2段階

所得などの合計が80万円以下の人

第2段階	1日あたり	（参考）1月（30日）あたり
ユニット型個室の居住費	820円	24,600円
ユニット型個室的多床室の居住費	490円	14,700円
従来型個室の居住費	490円	14,700円
従来型個室の居住費  （介護老人福祉施設と短期入所生活介護）	420円	12,600円
多床室の居住費	370円	11,100円
施設サービスの食費	390円	11,700円
短期入所サービスの食費	600円	18,000円

利用者負担段階：第3段階1

所得などの合計が80万円を超え、120万以下の人

第3段階1	1日あたり	（参考）1月（30日）あたり
ユニット型個室の居住費	1,310円	39,300円
ユニット型個室的多床室の居住費	1,310円	39,300円
従来型個室の居住費	1,310円	39,300円
従来型個室の居住費  （介護老人福祉施設と短期入所生活介護）	820円	24,600円
多床室の居住費	370円	11,100円
施設サービスの食費	650円	19,500円
短期入所サービスの食費	1,000円	30,000円

利用者負担段階：第3段階2

所得などの合計が120万円を超える人

第3段階2	1日あたり	（参考）1月（30日）あたり
ユニット型個室の居住費	1,310円	39,300円
ユニット型個室的多床室の居住費	1,310円	39,300円
従来型個室の居住費	1,310円	39,300円
従来型個室の居住費  （介護老人福祉施設と短期入所生活介護）	820円	24,600円
多床室の居住費	370円	11,100円
施設サービスの食費	1,360円	40,800円
短期入所サービスの食費	1,300円	39,000円