令和元年度に実施した財政援助団体等監査結果
更新日:2020年11月19日
令和2年2月分
監査の期日
令和2年2月5日(水曜日)
監査の対象
補助金交付団体
大泉町文化協会(所管課:生涯学習課)
大泉町子ども会育成連絡協議会(所管課:生涯学習課)
監査の概要
町が平成30年度に支出した補助金、また令和元年度に支出する補助金にかかる出納その他の事務の執行が適正かつ効率的に行われているか提出された監査資料をもとに、所管部課および団体関係者から説明を聴取し、監査を行った。
監査の対象
大泉町文化協会
団体の概要
大泉町文化協会は、町内の各文化サークルの連合体で会員相互の親睦と教養を高め、文化の香り高い豊かな郷土づくりに寄与することを目的とする団体で、平成30年度・令和元年度は主催事業として芸能展示発表会や文学歴史散歩を実施するとともに、文化講演会の開催などを行った。
補助金額
平成30年度 1,015,000円
令和元年度 1,015,000円(見込)
補助対象
次の事業に要する経費
- 社会教育の普及、向上または奨励に関する事業
- 社会教育の振興のために必要な研修に関する事業
- 社会教育団体の広報活動に関する事業
- 社会教育に関する催事の開催または当該催事に参加する事業
- その他町長が適当と認めた事業
決算の状況(平成30年度分)
決算額 2,892,707円
監査結果
大泉町文化協会補助金にかかる出納事務については、関係諸帳簿等が整然と整理され適正に処理されているものと認められた。また、補助金にかかる事務の執行はおおむね適正かつ効率的に執行されていると認められた。
監査意見
- 所管課について
「大泉町社会教育関係団体補助金交付要綱」に基づき補助金を交付しているが、団体の活動状況に応じた補助金交付と、補助対象経費の基準設定を検討されたい。今後とも、効果的な事業が安定的・継続的に展開されるよう、団体との協議を深めていただくことを望みます。 - 補助金交付団体について
歴史ある会として芸能展示発表会を実施し、文化講演会を開催するなど、町の文化振興に尽力されている事を評価いたします。
会計においては、適切に処理されていると認めますが、今後も、必要な経費を見極め、補助金の交付目的に沿った事業運営が図られることを期待します。
大泉町子ども会育成連絡協議会
団体の概要
大泉町子ども会育成連絡協議会は、町の子ども会を健全に育成し、明るい豊かな地域社会の実現を期することを目的とした協議会で、平成30年度・令和元年度は主催事業として小学生子ども会リーダー研修会、子ども会ドッヂビー大会、リーダー教育キャンプ、ジュニア・リーダー養成研修、上毛かるた大会などを行った。
補助金額
平成30年度 999,000円
令和元年度 999,000円(見込)
補助対象
次の事業に要する経費
- 社会教育の普及、向上または奨励に関する事業
- 社会教育の振興のために必要な研修に関する事業
- 社会教育団体の広報活動に関する事業
- 社会教育に関する催事の開催または当該催事に参加する事業
- その他町長が適当と認めた事業
決算の状況(平成30年度分)
決算額 2,775,679円
監査結果
大泉町子ども会育成連絡協議会補助金にかかる出納事務については、関係諸帳簿等が整然と整理され適正に処理されているものと認められた。また、補助金にかかる事務の執行はおおむね適正かつ効率的に執行されていると認められた。
監査意見
- 所管課について
「大泉町社会教育関係団体補助金交付要綱」に基づき補助金を交付しているが、団体の活動状況に応じた補助金交付と、補助対象経費の基準設定を検討されたい。今後とも、効果的な事業が安定的・継続的に展開されるよう、団体との協議を深めていただくことを望みます。 - 補助金交付団体について
町の子ども会と育成会の活動を促進し、子ども会リーダーの養成等、子どもたちの社会的育成に尽力されていることを評価いたします。
会計においては、適切に処理されていると認めますが、今後も、より多くの会員が参加し、効果的な事業が実施されるよう、積極的な活動を展開されることを期待します。
令和元年12月分
監査の期日
令和元年12月17日(火曜日)
監査の対象
大泉町高齢者ふれあいセンター(吉田・寄木戸・北小泉)の指定管理者
社会福祉法人豊延会(所管課:高齢介護課)
監査の概要
町が平成30年度に支出した指定管理料、また令和元年度に支出する指定管理料にかかる出納その他の事務の執行が適正かつ効率的に行われているか提出された監査資料をもとに、所管部課および団体関係者から説明を聴取し、監査を行った。
指定管理者
社会福祉法人豊延会
指定管理者の概要
社会福祉法人豊延会は、「個人の尊重」「可能性の限りない追求」「ともに生きる社会づくり」を基本理念として、あたたかみのある専門的サービスを提供するためイシノ療護園、ライフサポートイシノ、いずみの里および特別養護老人ホーム・ショート・デイあさひなどの施設を経営するとともに指定管理者として介護予防施設である大泉町高齢者ふれあいセンター(吉田・寄木戸・北小泉)の施設管理および運営に関する事業を行っている。
指定の意義
大泉町高齢者ふれあいセンターを適正かつ円滑に管理するため、民間事業者の能力を活用し、地域住民などに対する住民サービスの効果および効率を向上させ、地域の福祉のいっそうの増進を図る。
業務内容
- 高齢者の日常生活の自立支援および介護予防に関する事業に関する業務
- 高齢者の相互の交流、健康の増進および教養の向上を図るための事業に関する業務
- 高齢者の生きがい活動に関する事業に関する業務
- 高齢者ふれあいセンターの利用許可等施設の運営に関する業務
- 高齢者ふれあいセンターの施設および設備の維持管理に関する業務
- その他施設の運営に必要な業務
指定管理料の状況
平成30年度 33,180,000円
令和元年度 33,249,000円(見込)
指定期間
平成28年4月1日から令和3年3月31日まで
指定管理施設の概要
- 大泉町高齢者ふれあいセンター吉田
鉄骨造2階建て(1階部分を使用)延床面積812.88平方メートル
健康相談室、健康トレーニング室、男女浴室、カラオケ室、娯楽室など - 大泉町高齢者ふれあいセンター寄木戸
鉄骨造平屋建延床面積415.70平方メートル
健康相談室、健康トレーニング室、男女浴室、カラオケ室、娯楽室など - 大泉町高齢者ふれあいセンター北小泉
木造平屋建延床面積380.92平方メートル
健康相談室、健康トレーニング室、男女浴室、カラオケ室、娯楽室など
決算の状況(平成30年度分)
決算額 33,346,844円
監査結果
社会福祉法人豊延会の指定管理にかかる出納事務については、関係諸帳簿等が整然と整理され適正に処理されているものと認められた。また指定管理にかかる事務の執行はおおむね適正かつ効率的に執行されていると認められた。
監査意見
- 所管課について
指定管理者からの協議に対し、口頭での回答に留まる事例が見受けられました。協議は十分に行ったうえで、必要に応じて書面での回答を検討してください。
今後、経年による施設および設備の劣化も懸念されることから、引き続き指定管理者に対し適切な指導や助言を行うとともに、相互連携により効率的な施設運営が行われることを期待します。 - 指定管理者について
経費の節減を図りながら、利用者の視点に立った使いやすい施設の運営が行われていることを評価します。なお、協定書に規定された承諾申請、報告書等は、事業実施に支障のないよう提出するようお願いします。
今後も町と連携し、施設の利用拡大に努め、地域の社会福祉の増進と住民サービスの向上に貢献していただくことを望みます。
このページに関する問い合わせ先
監査委員事務局
電話番号:0276-63-3111
窓口の場所:庁舎1階6番窓口