ジカ熱について
更新日:2020年11月17日
中南米を中心に、ジカ熱の感染が多数報告されています。ジカ熱は、デング熱同様、蚊を媒介して感染します。流行している地域へ出かける際はご注意ください。
なお、すべての蚊がジカウイルスを保有しているわけではないので、蚊に刺されたことだけで過分に心配する必要はありませんが、発熱などの症状があり心配な人は、検疫所や最寄りの保健福祉事務所にご相談ください。
ジカ熱について
流行地域
中南米、アフリカ、アジア太平洋地域で発生があります。近年では中南米およびその周辺地域で流行しています。
症状
軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、疲労感、倦怠感などが出ることがあります。これらの症状は軽く、通常2日から7日続きます。
治療方法
症状に対する治療(対症療法)となりますが、通常は、比較的症状が軽いため特別な治療を必要としません。
予防方法
流行地域に渡航する際は、蚊に刺されないようにご注意ください。長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を控え、虫除けスプレーを使うなどして蚊に刺されない対策をしてください。
妊婦とジカ熱
近年、ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が疑われています。このため、妊婦の流行地域への渡航は控えた方がよいとされています。やむを得ず流行地域へ渡航する場合は、蚊に刺されないように対策を講じることが必要です。
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ:ジカウイルス感染症の流行地域(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省ホームページ:ジカウイルス感染症について(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部 健康づくり課
電話番号:0276-62-2121
窓口の場所:保健福祉総合センター1番窓口